僕にとって「外国人と付き合う」とは。その前に意識したい事。

僕にとって「外国人と付き合う」とは。その前に意識したい事。

10月17日

 

こんにちは、Nozomi(Nozomi_UK)です。

 

 

10月も半ばに差し掛かりましたが、最近のロンドンは例年よりも気温が高いみたいで、少し肌寒い程度の比較的過ごしやすい天気が続いております。

 

 

季節の変わり目、皆さんも体調にはお気をつけてお過ごしくださいね。(南半球にお住いの方はもう暑くなってきているのかな?)

 

 

さて今日の記事ですが、今回は僕のSNSをフォローして下さっている方やブログの読者の方からたまに頂く”ある質問”について、僕なりの答えと考えを簡単にまとめてみようかと思います。

 

 

そして、その質問とは…

 

「外国人の方と付き合って良かったことはありますか?」

「私も外国人のパートナーがいるのですが、文化の違いなどで大変な時はありますか?」

 

というもの。

 

(ちなみに、TwitterやInstagramのリプ・DM、又は匿名で質問できるPeing -質問箱にて随時ご質問等受け付けておりますので、何かありましたらお気軽にどうぞ :D)

 

 

 

ご存知の通り僕の旦那さんはイギリス人ですが(お初の方はぜひはじめての方へをお読みください)、彼と出会ってからはもう4年以上が過ぎました。

 

 

ということで、今日は僕の経験に基づいた「外国人と付き合うとは」について少しだけお話したいと思います。

 

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外国人と日本人、何が違う?

 

突然ですが、目をつむって”外国人と付き合う”という事を想像してみてください。

(既に外国人と交際されている方は自分達のことを振り返ってみてください)

 

 

外国人と付き合うとなった時に、日本人と付き合う時と比べて、皆さんはどんな違いがあると思いますか?

 

 

言語の違いでしょうか?

 

習慣や文化の違いでしょうか?

 

人種の違いがある方もいますよね。

 

 

確かに、お互いの母語が違うとコミュニケーションを取る際においてスムーズにいかない場合があるかもしれませんし、生まれ育った環境が違うとお互いの「当たり前」にすれ違いが生じることもあります。

 

 

 

ただ、こういった違いというのは実は割と簡単に適応できちゃうというか、正直に言うと僕個人としては上記のような違いをあまり大きく捉えたことはありません。

 

 

言語においてはお互いの母語を勉強したり、お互いに第2外国語である共通語で会話をする事もできますし、文化・習慣においても時間はかかるかもしれませんがお互いを理解し合おうとすれば次第に妥協したり慣れてくる部分もあります。(もちろん大変な時もあります)

 

 

 

では、僕が外国人である旦那さんと4年以上付き合っていて「ううーん、やっぱり日本人とは違うなあ〜」と感じることは何でしょう。

 

 

それは「懐かしい」の違いなんです。

 

 

どういう事かと言うと、例えば…

 

・子どもの時に流行ったテレビ番組の話ができない

・10代の頃に流行った歌の話ができない

・部活の話ができない

・中学生の時に合唱コンで歌った合唱曲についての会話ができない

 

などなど。

 

(海外で生まれ育った日本人と交際する時も同じかもしれませんね)

 

 

一見すると大した事が無いように見えますが、共通の思い出について話す事って親近感も湧くしすごく盛り上がると思うんですね。

 

 

ただ、こうやってお互いに「懐かしい思い出」が異なるとそれについて話す事ができないので、僕は「ああ〜同じ国で育ってればできる話もあるんだなー」と感じる事があります。

 

 

僕にとっては文化や習慣の違いよりも「お互いの過去」に共通点があったら良かったな〜と思います。

 

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外国人と付き合って良い事…?

 

冒頭でも言った通り、「外国人と付き合って良かったことは?」と聞かれる事がありますが、そもそも僕はミッキーの事を「外国人」ってわざわざ意識する事があまり無いんですね。

 

 

もちろんパートナーが外国人であるが故にイギリスに住んでいますし、普段の会話も英語でしていますし、ミッキーがもし日本人だったら全く違った生活をしているとは思うので上手く表現できないのですが…

 

 

パートナーは外国人っていう感じではなくて、ああそういえば外国人だった、みたいな。笑

 

 

「外国人の彼」と接しているのではなく、「自分のパートナーの彼」と接している(そして彼も僕について同様に思っている)だけので、国籍についてあまり意識する事がありません。

 

 

なので「外国人と付き合って良かったことは?」と聞かれると改めて「何だろう?」と考えてしまいます。笑

 

 

 

まあ言語の面では、特に僕は英語で話しているので、ふとした会話の中から新しい単語を覚えたりっていう事で勉強になる時はありますね。

 

 

あとは、パートナーの国について知る事で自分の国を客観的に見る事ができます。

 

 

教育制度や医療制度の違い、または学校での過ごし方なんかの簡単な事まで、イギリスと日本では様々な違いがあって色んな話が新鮮でした。

 

 

または、お互いの国について知らなかった習慣や、一般的な常識・価値観の違いからも学べる事があります。

 

 

家族や友人に投げかける言葉や話し方の違いもそうですが、物事の進め方や捉え方の違いもありますね。ただ、どっちが正しい、どっちが間違ってる、とかではなく、お互いに中立的な立場で話さなきゃ喧嘩しちゃう時もありますが。笑

 

 

なので、敢えて「パートナーが外国人で良かったこと」を挙げるとしたら、単純にお互いに今まで知らなかった新しい知識を得る事ができること、でしょうかね ^^?

 

 

あ、あと、パートナーの国に住んでいるのであれば、その国のお祝い事やイベントを楽しむ事ができるのも、良い事の1つです。僕、イギリスのクリスマス大好きですし!笑

 

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外国人と付き合って大変な事…?

 

では逆に「外国人のパートナーがいる事で大変な事」はどんな事があるでしょうか?

 

 

まず最初に、さっき挙げた”良いこと”が、裏を返せば”大変なこと”にもなり得ますね。

 

 

「お互いの国の習慣・一般的な常識・価値観を学べる」とは裏を返せば「お互いの当たり前が違う」部分があるということですから、日々の生活の中で幾つかそれに出くわす事はあるかもしれません。

 

 

 

例えば、僕がミッキーと生活し始めてすぐの頃、僕はミッキーの食器の洗い方がどうしても我慢できませんでした。

 

 

彼の家族もそうなのですが、食器を洗った後についている洗剤をちゃんとすすがないでそのままラックに置いて乾かしちゃうんです。

 

 

まだ泡ついてるよ〜って。笑

 

 

でもミッキーはそのやり方でずっと育ってきたわけですから(色んな友人から聞いた話によるとイギリス・アイルランドの人の多くはそういう洗い方っぽい)、この方法が彼の「当たり前」だったわけです。

 

 

これについては「いかに少量の食器用洗剤でも体内に入れたくないし、成分表示を見ても体に無害というわけではない」という事を力説して、今ではミッキーにもちゃんとすすいでもらうようにしました。笑

 

 

 

まあ、これは生活習慣の違いなのですごく簡単な例ですが、多かれ少なかれこういう事はどのカップルにもあるのではないでしょうか。

 

 

そしてこれらを「大変な事」と捉えるか「面白い」と捉えるかで感じ方が変わってくるので、本当に人それぞれだと思います ^^;

 

 

 

あともう1つ、パートナーが外国人であるが故に大変な事を思いつきました。

 

 

それは、お互いの家族とのコミュニケーション…!

 

 

2人の間のコミュニケーションに問題がなくても、パートナーの家族と話すとなると状況が変わってきます。

 

 

僕も普段ミッキーとの会話に問題はありませんが、以前は彼の家族と話すとなるとリスニング120%集中してスピーキングもめっちゃ緊張していました。

 

 

今は慣れましたし全く緊張せず話せる+理解できなかったらミッキーにヘルプを求めるので大丈夫ですが、これも相手が外国人である人ならではのお悩みかもしれません。

 

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何でもかんでも国の違いにしない

 

上で述べたように、パートナーが外国人であるからこそ大変(だと感じる事もある)と言われる「文化・生活習慣・価値観の違い」ですが、相手に関する嫌なこと全てをこれに当てはめようとしてしまうのは非常に危険です。

 

 

先ほど話した食器洗いの方法に関しても、あれはちゃんと彼と話した事でそれが本当に習慣の違いだと分かったまでで、もしかしたらただ泡をすすぐのが面倒なだけだった可能性もあります。

 

 

他にもミッキーは、何度言っても使ったハサミを元の場所に戻さない、脱いだ靴下をそのままにする、洗濯物の畳み方が雑、などなど、ちょっとイライラする行動をとる事がありますが笑、そういうのって単純に性格の問題で、習慣とか文化とか全く関係ないんです。

 

 

日本人同士だって相手に直して貰いたい事の1つや2つくらい、みんなありますよね。

 

 

ただパートナーが外国人だと、イライラする事が起こる度に「習慣・文化の違いだから」みたいになってしまいがちな事があると思うんです。

 

 

僕も、以前は何かと「イギリス人だからかな…」みたいに思っていた事がありましたが、全部を「国の違い」のせいにしてしまってはお互いにストレスになりますし、相手の国に対する悪いイメージが不必要に募ってしまうだけです。

 

 

なので、何か外国人のパートナーに関して直して欲しい事があれば、まずはそれが「単なる性格の違い」からきているものなのか、それとも「生まれ育った環境の違い」からきているものなのかを見極めて、ちゃんとパートナーと話す事が重要だと僕は思います。

 

 

そして、もしそれが「生まれ育った環境の違い」からくるものなら、相手を変えようとせずに自分の当たり前を疑って自分を変えていく、お互いを理解し合おうとする姿勢が大切かもしれません。

 

 

でも結局は、相手が外国人であろうがなかろうが単なる性格の違いだった、なんてことも結構ありますよ ^^

 

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最後に

 

というわけで、「外国人と付き合う」という事に関して簡単に僕の考えを書いてみました。

 

 

要するに、「外国人と付き合っている」っていう事をあまり意識しすぎず、当たり前の事のように聞こえますがまずは「自分のパートナーと付き合っている」と意識する事が大切で、「外国人だから良い・大変」っていうのはあまり考える事ではないっていう事が言いたかったわけです。

 

 

もちろんパートナーが外国人であるがために日本人と異なってくる点は少なからずありますが、僕はそれも楽しむように努めています ^^

 

 

そして、もしちょっと辛いなって事が起きたら、正直にパートナーと話し合う事が大切かと思います!


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