フィアンセビザ -オンラインフォーム-

日本からイギリスのフィアンセビザや配偶者ビザを申請する際には紙媒体の申請フォームに加えてオンライン上の申請フォームを記入する必要があります。
Visa4UKのウェブサイトでアカウントを作成しフォームを記入していくのですが、質問数もかなり多い上に中には少しややこしい質問もありますので、ビザ申請予定日よりも1ヶ月程余裕を持って記入を始めることをお勧めします。こちらの申請フォームは保存してまた途中から始めることが可能ですので、一度閉じてしまっても心配はいりません。
ただ、僕がこのフォームを記入している際、どう記入すれば良いか分からない欄やどう答えれば良いか分からない質問が幾つかあったので、今回は同じように迷う人がいないようにここで紹介したいと思います。これからフィアンセ・配偶者ビザを申請される方はぜひ参考になさってください。
(*イギリスのビザ申請に関する規定は頻繁に変更されます。当記事は2017年3月8日にビザを申請した私の経験を元に書いておりますので、最新の情報とは異なる場合があります。)
ビザの種類
まずはじめに申請するビザの種類やカテゴリーを3つ選ばなければなりません。婚約者・配偶者ビザの場合、最初の2つはsettlementを選択します。問題となるのが3つ目です。選択肢の中にはunmarried partner, wife, husband, marriage, civil partner などがあり、どれが自分に当てはまるのか分かりませんでした。
色々と調べたところ、フィアンセビザを申請する際はmarriageを選びます。また、配偶者ビザの場合はwifeまたはhusbandを選択します。
パスポートの発行官庁
僕は日本でパスポートを取得したので発行官庁はMINISTRY OF FOREIGN AFFAIRSです。しかし、発行官庁を記入する欄にこれをタイプしようとしても字数制限のせいで全て記入することができませんでした。
結論としては、字数が多くて全て記入することができない場合はプリントアウト後に手書きで付け足しても構わないそうです。ただし名前や国籍などを除きます。僕はAFFAIRSだけを手書きで書きました。
英国での予定滞在期間
この質問もとてもややこしいですよね。フィアンセビザの有効期限は6ヶ月ですが、このビザは結婚後にビザを切り替えてイギリスに住み続けることを前提としているため、「6ヶ月」と書くとイギリスに住む意思が無いと見なされ兼ねません。ただ、適当に数字を選んで〜年と記入しても嘘っぽくなってしまいます。
結局、僕は3 years or more. と記入しました。これはフィアンセビザの有効期限である6ヶ月とその次に取得する配偶者ビザの有効期限2年半を足したものです。また、or moreと書くことによってその先もイギリスに住む意思があることを示しました。
語学留学した際のビザの発行官庁
質問の中に「過去10年間に、英国、英国海外領、コモンウェルスの国々へ行った際にビザを取得したことがありますか?」というものがあります。僕はオーストラリアとイギリスで語学留学をした経験があるためこれに当てはまるのでこれを記入する必要がありました。
ただ、オーストラリアの学生ビザはオンラインで管理されているものなのか、パスポートに貼り付けるようなビザは取得していません。さらにイギリスでの語学留学の際も、イギリス到着時に空港で申請する6ヶ月未満の短期学生ビザを取得したので、これも貼り付けるような紙のビザではなく普通のスタンプでした。
なので、どちらのビザも発行官庁など分からなかったのです。
そこでオーストラリアのビザはビザのアカウントぺージにログインして確認し、イギリスのビザはUKVIにメールや電話で問い合わせて確認しました。
結果、オーストラリアのビザはDepartment of Immigration and Border Protection、イギリスのビザはU.K. Border Forceが発行官庁だと分かったのでこれを記入しました。
旅行歴の記入
過去10年間の海外旅行歴を全て記入する欄があります。日付、国、目的を全て書く必要があるのでとても大変でした。
僕は留学中にヨーロッパを周遊したり、大学時代にたくさん海外へ行ったのでとても数が多く、20個ほどあった記入欄では足りずそれ以上は記入することができなくなってしまいました。
この場合は申請フォームの最後のページにあるAdditional Informationの欄に書き足せば良いとのことです。旅行をたくさんしている方はぜひご注意ください。
よく分からなかった質問はこれくらいでした。
イギリスのビザ申請はかなり厳しいにも関わらずルールが非常に複雑で1つのミスが命取りになってしまいます。
英語のみの表記ですが公式ホームページでしっかりと規定を確認し、時間に余裕を持って申請すると良いでしょう。
フィアンセビザに関してはこちらの記事で終わりになりますが、これからも配偶者ビザに関してや、イギリスで日々感じたことなどを更新していこうと思いますので引き続きよろしくお願いします ^^
-
前の記事
フィアンセビザ -提出書類- 2017.10.25
-
次の記事
配偶者ビザへの切り替え 2018.03.18
コメントを書く